AWS / PHP / Python ちょいメモ

amazon web service , PHP, Python を使ったときのメモ。日本語でググってもわからなかった事を中心に。

カゴヤ VPS 利用時TIPS

手軽に利用できる KAGOYA の VPS。設定などを凝りたい時に、知っておかないと困った事があったのでメモしておきます。使っているOSイメージは、Ubuntu12.4TLSです。

仮想化手法

OpenVZが利用されています。ホストのLinuxカーネルを全てのインスタンスで共有する「OSレベルのサーバー仮想化ソフト」。

VMwareXenなどの、ハードウェア仮想化とは違いがある点の認識が必要。

例えば top、free などのコマンドを実行しても、自分が使っているインスタンス(コンテナ)情報が正常に取得できません(サポートに聞いて、初めて気づいた)。

top や free を使いたい

vztop、vzfree などのユーティリティを、自前で導入するように案内もらいました。。。Make&Install が必要で、自前でサーバーたてる気分になってきてしまい導入してません。

リソースを管理したい

User Bean Counter というファイルを見る事で、地震のコンテナの制限値などを含め情報が見れます。

  • /proc/user_beancounters

メモリ利用状況については privvmpages を見るようにサポートから案内もらいました。

ufw 利用

プランA では、iptables設定可能ルールのクォータにより、利用できないそうです。
iptables単体の利用はできるので、そちらを利用するか、上位プランの利用も検討をとなります。

プラン別の制限値など

vCPUやメモリなどの他に、次のような制限が有るとの事でした。ほとんどの制限は、既出のBeanCounterで見れるようですが、それ以外もあるようで、OpenVZ構築したことないと、危ういところも感じています。

例えばプランCでスタートしたものを、プランAにスケールダウンすると、vCPUパワーが減るだけじゃなく、動作しない設定なども発生するというような。。。


手軽に始められる反面、細かなポイントで制約は有ります点、注意かなぁと。

iptables のIPパケットフィルタリングエントリ数上限
  • プランA 120
  • プランB 200
  • プランC 400
クォータ(ユーザーとグループのファイル数)値
  • プランA 100
  • プランB 150
  • プランC 200

その他

サポートのレスポンスは良いのですが、利用者目線の公開情報が少ないのが寂しい。コントロールパネルも必要最低限の機能はそろっているものの、あたらしいOSイメージが追加されないなど、リソース投入されてない感が強いというのが正直な感触ですね。

継続的に(ゆる〜く)機能追加されることを、1ユーザーとして願います。