言語・locale 変更方法 (日->英, 英->日)
Linux の言語(ロケール / locale)変更するときのコマンドや関連ファイルのメモ。X 上で設定画面があるディストリビューションもあるのかもしれないのですが、Debian/Ubuntu系でのコマンドを使った方法の紹介です。
コマンドや設定ファイル
だいたい、これぐらいのコマンドと設定ファイルが関係するかと思います。
- コマンド
- 確認
- env | grep LANG
- locale
- 設定
- dpkg-reconfigure locales
- locale-gen , update-locale
- 確認
- 設定ファイル
- /etc/locale.gen
コマンド操作
確認方法
次のいずれかの方法で、現在のlocaleを確認します。
env | grep LANG
locale
変更方法:メニュー形式
※なお、各コマンドは /usr/sbin/ 配下にあるので、sudo で実行する時はフルパスをいれる必要があるかもしれません
$ sudo dpkg-reconfigure locales
これで、次の順番で設定が進みます。
- 準備するlocaleの決定 (後述 /etc/locale.gen 編集と等価)
- locale を準備 (後述 locale-gen 実行と等価)
- デフォルトlocaleを決定 (後述 update-locale 実行と等価)
変更方法:コマンド&設定ファイル
前述のメニュー形式ではなく、コマンドで進める場合は、次のようになります。
- /etc/locale.gen を編集
- locale-gen コマンドを実行
- update-locale コマンドを実行
コマンドの実行例:日本語に変更する場合
$ sudo locale-gen $ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
コマンドが存在しない場合
次のパッケージをインストールすると使えるようになります
$ sudo apt-get install locales