AWS SDK for PHP 2 を Composer経由でセットアップ
PHPのライブラリ管理として有名なのは pear なのかと思います。ですが、AWS SDK for PHPでは、Composerの利用を推奨してましたので、こちらを利用してみました。
簡単な記述で、自身のプログラムとの依存関係が明確になるのが良いですね。依存するバージョンも細かく指定できます。便利だなぁと感じました。
ComposerでSDKを取得
次の4ステップで出来ます。このサイトを参考に実行しました。
- 次の内容で composer.jsonファイル を作成
{ "require": { "aws/aws-sdk-php": "2.*" } }
- Composerをダウンロードしてインストール。composer.pharが作成される。
- curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
- curl がない場合は、https://getcomposer.org/installer をファイルに落として php で実行
- Composerを使ってSDKをインストール。vendorフォルダ配下に各種依存ライブラリが準備される。
- php composer.phar install
- ※後述のOpenSSLが許可されてる必要あり
- Composer の autoloader をプログラムで指定する
OpenSSLが必要
ただ、php.iniでOpenSSLの許可がないと次のエラーが出るので対応しておく必要ありです。
C:\work\Composer>php composer.phar install Loading composer repositories with package information Installing dependencies (including require-dev) - Installing symfony/event-dispatcher (v2.3.3) [RuntimeException] You must enable the openssl extension to download files via https
php.iniの修正箇所。次を探して、コメントを外す。
;extension=php_openssl.dll
多様なインストール方法
その他、4種類のインストール方法が紹介されています。
- http://docs.aws.amazon.com/aws-sdk-php-2/guide/latest/installation.html:Installation
- Installing via Composer
- Installing via Phar
- Installing via Zip
- Installing via PEAR
インストール方法とSDKの読込み
なおインストール方法により、SDKをrequireする方法が変わります。公式のSDKドキュメントでは、基本Composerを使ってダウンロードした方法のみが紹介されていますので、適時読み替えるように書いてありました。