Ubuntu Server 12.0.4 から 14.0.4 へのアップデート
新しいLTSが出たので使ってみたいと思ってたところ、コマンドでアップグレード可能との記事を見かけて、実施してみる事に。手順中のコマンドの意味からすると、まだ完全サポートではないのかなぁと思ったりもしますが、約30分ぐらいで手元の環境は新しくなってくれました!
手順
大雑把にいえば、次の3ステップで完了。3つ目のアップグレードは、いくつか確認事項も出てくるので(当たり前だけど)一番手間がかかります。
- 確認
- コマンドインストール
- アップグレード実行
確認
次コマンドで、現在のバージョンが確認できますので、確認しておきましょう。
lsb_release -a
コマンドインストール
アップグレードに使うのは、apt-get ではないので専用のコマンドをインストール。使っているVPSでは同梱されていませんでした。
sudo aptitude install update-manager-core OR sudo apt-get install update-manager-core
※update-managerでもOKと思われますが、結構サイズが大きいので不要であればcoreだけで十分なのかと。
アップデート実行
次のコマンドでアップデートします。-d オプションなしだと、該当なしと出てしまいました。
do-release-upgrade -d
SSH経由の場合、切断に備えて別ポートでも待ち受けしますよなど、説明が出てきます。
一番メインの作業となるのが、各種パッケージのアップデートに伴う設定ファイルの取り扱いでしょうか?記憶では10〜15パッケージぐらいが、新しい設定ファイルがあるので、どうしますか?と聞かれました。smb.conf とか cron 関係とか。運用しているサービスであれば、既存を残して、新しいものを参考として保管しておくのが良いかな?この辺りが面倒な人は、クリーンインストールが迷いもなくいいのかもしれませんね。
メジャーバージョンを1つ飛び越えて、アップグレード出来るというのがよく出来てるなーと関心してしまいまいした。12.0.4 + PPA などで運用していた部分がスッキリしそうなので、期待値が高いです。