今どきの Java の選び方 (2020年12月)
最近、サーバーサイドで Java を使いたいと思うシーンが増えたので、ちゃんと理解しようとしてみてます。
とりあえず、次の3つを読んで、ざっくり理解できた気分になってます。
自分としては、次を理解したつもり:
- 2017年9月に、Java8 (の途中?)から有償部分もオープン化された(OpenJDKに)
- OpenJDKではソースコードのみを管理(バイナリは別)
- OpenJDKをベースにJDKディストーションが複数存在。所定のテスト(TCK)をパスしてるか、対応バージョンなどのポリシーなどキャラクターあり
- Java9 以降はリリースモデル変更。LTS設定もある(Java11, 17など)
- Java9 以降は、内部変更(Project Jigsaw)もはいってるので互換性は要確認
エコシステムまでを俯瞰して理解
OpenJDKソムリエ @yamadamn さんによる、2019/11/1 公開
のスライド。
サクサク全部目を通しておくと幸せになれる。
後半に、どれ使うかの判断軸も提供されてるのが良い。
www2.slideshare.net
スライド目次:
- JDKディストリビューションが出てきた背景
- 誰がOpenJDKを作っているか
- 各JDKディストリビューションの特徴
- JDKディストリビューションの選び⽅
- OpenJDKの⽀え⽅
多数のJDKに触れられております。
Oracle JDK、Oracle OpenJDK、Red Hat OpenJDK、Azul Zulu、SapMachine、BellSoft Liberica JDK、AdoptOpenJDK with HotSpot
こちらもリファレンス的に。
その他
Amazon からは、AWS向けに Amazon Corretto が提供されていました。
2020年12月現在だと、Corretto 8(LTS), 11(LTS), 15(最新) の3種類がダウンロード可能になってました。
LTSの期間は相当長く、このようになってました。
よくある質問 - Amazon Corretto | AWS
Q: Corretto の長期サポートには何が含まれますか?
A: Corretto の長期サポート (LTS) には、無償のパフォーマンス強化およびセキュリティアップデートが含まれます。このサポートは最短でも Corretto 8 は 2026 年 5 月まで、Corretto 11 は 2027 年 9 月までご利用いただけます。アップデートは四半期ごとにリリースされる予定です。