お得な 新刊Python 電子書籍をかってみた : 5/10まで
このGW、IT技術系の電子書籍が安いなぁって思って、何冊か買ってみました。
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Pythonトリック
けっこうメルマガで宣伝いただいてた、2020年04月15日発刊の新刊。
トリックってタイトルと、ライトに読めそうな表紙が気になってたので買ってみました。
内容は?
トリックという表現から、標準からはずれたトリッキーなものなのか?とも思ってましたが逆でした。
「Pythonらしさ」として採用されている各所ポイントを、詳しく説明してくれるという内容。
元が、Twitterやメルマガということもあり、一つ一つのテクニックが簡潔にまとまっていて、読みやすいのが良い。
英語の翻訳本ですが、訳に違和感ないし、適度な日本語でのカタカナ用語もカッコ書きで入ってるので、ハードル低く感じます。
例えば、こんなの入ってます。
まだ 1/3 程度なんですけど、どれも面白い。
- assert文を、テスト以外の場所で効果的に使う
- with文の中身解説 & 自分の関数・クラスを同等の状態にする方法
- __ (ダンダー, アンダースコアー x 2) で始まる、変数やメソッドの意味
- オススメ 文字列フォーマットと、歴史
- for _ in の _ (アンダースコア) ってこんな意味よ
気になってた 80% , 使いこなせてない 95% というような状況ですが。
なんだろう、気楽な読み物として読んでたら、スキルアップしてました的になるかも。
最初から全てを盛り込んだ実践は難しいだろうけど、一度書いたコードのリファクタリングをするシーン。
あと、他の人のコードを読む時に、すんなり読めるようになりそうです。
Django 絡みもちらほら
REPLもPython標準を使っていて iPythonすら導入ないし、特別なフレームワークの紹介はないようです。
でも、このあたりはDjangoやってると、当たり前にでてきてる内容だったので、Djangoやる上でも良いかと思います。
- デコレータって何?
- *args と **kwargs
- クラスに __repr__ メソッドを用意する意味
対象
こんな人は、ぜひ手に取るといいかと。
なお、本書のコードの検証バージョンは次となってます。
- Python 3.8.2/3.8.1/3.8.0/3.7.4/3.7.3
こまめに各機能が導入されたバージョンも記載あるので、3.6以上なら、ほぼいけるのではないでしょうか?
ちょうど一部の紹介記事あり
最初の章の一部が公開されていました。
中身を一度みてみて、ピッと来た人には、おすすめです。
僕は 「assert文? ってテストで使ってるよ」って頭で読み始めた人なので、良い意味で期待を裏切った内容で満足できました。
著者の紹介など : 5/7追記
この本の著者 Dan Bader さんは、ドイツ生まれのカナダ人のようです。
本の中でも、いくつか参照先として、彼のブログが紹介されています。
この本がきっかけで、僕もメルマガの購読を開始しました。
3分程度で読める、ちょっとしたPythonトリックが楽しいです。