JAWS-UG CLI専門支部 SQSハンズオン オンライン参加
先日参加したハンズオンの続きで参加しました。
SQSをCLIで使ったのは初めてでしたが、シンプルなサービスだからか、思った以上に簡単に使えました。
152R SQS入門
事前準備は、ちゃんとやっておく
前回の失敗ポイントとして、事前準備がたりてなく Cloud9 の環境を作り上げられずでした。
前述のイベントページの中にある手順書「AWS CLI環境の構築」を、事前準備のところまで終わらせておきましょう。
Cloud9は aws-cli v1 を使うために構築しているので、EC2上のAmazon Linux2などでも大丈夫です。
dockerやMac上で作った環境でもいいですが、手順書の説明はIAMロールをベースにしているので、読み替え出来る方向けかな?
SQSの歴史
もともとは標準キューのみの提供。最近、FIFOキューが追加された。
- 標準キュー
- だいたい順番だけど、たまにちがう。
- 大多数は、これでいいだろう
- FIFOキュー
- 名前の通り、パイプにはいってきたものが、はいってきた順番で外にでる
ジョブスケジューラなどに使うのが、手軽かつ、高パフォーマンス。
無限のキューを作れるということで、便利に使えるとのこと。なるほど。
ちなみに、S3よりも先にリリースされていた最古のサービスらしい。
仕組みとか使い方
サービスの特色で比較
- SQS : PULL型
- SNS : PUSH型
- 片方のグループから、もう片方のグループの情報を渡す
- 送る側
- キューの入り口のみ
- 受け取る側
- キューに溜まったものを順番にまってる
ポイントは、「キューをはさんで、キューの自分側だけをみていればいい」。
相手側はどーしてるかは、見なくても良い構造がとれ、キューを挟んだ疎結合となる。
キャッチアップのオススメ
- まずGetting Startedがおすすめ
- AWS公式ドキュメント
- よくある質問 を読む
- これがけっこうばかにならない。
- DeveloperDocumentにないものがあったり。試験対策にもゆうこうだったり
AWS CLIで出来ることは、やったほうが、公式サポートも受けやすい。なるほど。
いっそ月100USDの技術サポートを使うのも、やり込む時は一つだなと思った。
ハンズオンのポイント
波田野さんの資料は、1手順1Terminalで作ってある。
確かに環境変数やシェル変数の準備が全ての手順にあるので、便利。
とりあえず、オンラインでは、コマンド打ちまくって、そのTerminal残しておいて、後から振り返りたいところはタブに戻って確認。
って使い方をしてみた。
関連
SQS エンドポイント URL の違い
ハンズオン中に話題にあがって調べたこと。
なお本ブログでは、下記のバージョンのAWS CLIで検証を行っています。(2019/03/03時点で最新)
...
SQSのAPIエンドポイントには実は2種類あります。
かつて使われていたエンドポイント(以下、レガシーエンドポイント)と、新しいエンドポイント(以下、現行エンドポイント)です。レガシーエンドポイント: ap-northeast-1.queue.amazonaws.com
現行エンドポイント: sqs.ap-northeast-1.amazonaws.com
歴史の長いサービスは、このような大きな変更も発生するので、キャッチアップ大事ですね。
このあたりのやり取りを、すべてチャットから組み上げて対話していただける、素晴らしいハンズオンでした。
その他
今後予定されてる IAMハンズオンも気になるなー
マネージメントコンソールでは、それなりに使えてると思うのだけど、CLIで設定できたら、もっと楽になりそう。
最後に、講師の方が過去に出した資料を教えてもらったので、また時間があったらのぞいてみようと思います。